動物油脂原料

Ingredients

動物油脂の脂肪酸組成

馬油 ぼたん油(イノシシ) エミュー油 シカ脂
オレイン酸 48% 34% 44.8% 59.7% 37.7%
リノール酸 11% 19% 9.4% 13.6% 1.2%
リノレン酸 0% 2% 1.2% 0% 0.5%
合計 59% 55% 55.4% 73.3% 39.4%

製造の過程

馬油について

馬油原料の種類

精製馬油
製品名 国産馬油
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

何度も精製を繰り返した馬油です。無臭で肌への浸透がいいのが特徴です。
馬油の歴史は古く、中国では約4000年も前から民間医薬として用いられてきました。自然治癒力を高める働きがヤケドやケガに良いとされ、現在は顔・身体・髪など全身に使えるスキンケア製品として広く愛用されています。

水添馬油
製品名 部分水素添加馬油
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 部分水添馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

馬油を水素添加することにより、通常の馬油より高い35℃。
スキンオイルや皮膚保護用製品に用いられる。酸化しにくいのが特徴。食用ではマーガリンがあります。
夏の高温の時も溶けにくいクリームが出来ます。べたつかず臭いがないのが特徴。

高精製馬油
製品名 高精製馬油
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

国産馬油のウィンタリング製法。
ウィンタリング製法は、液状油を冷却することにより液状油から飽和脂肪酸等の固脂を分離することである。
具体的には、精製馬油を所定の温度で3〜5日程度静置することで液状油が抽出される。融点は12〜14℃

特精製馬油
製品名 特精製馬油
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

国産馬油のウィンタリング製法。
ウィンタリング製法は、液状油を冷却することにより液状油から飽和脂肪酸等の固脂を分離することである。
具体的には、精製馬油を所定の温度で5〜7日程度静置することで液状油が抽出される。融点は2〜4℃

馬油クリーム
製品名 馬油クリーム
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

融点が高いのだけを採取して、固形にしたクリームです。
凝固材が入ってなく100%の馬油になっています。べたつかず臭いがないのが特徴です。融点は35℃です。

とろーり馬油
製品名 とろーり馬油
原料産地 国産(熊本県、他県)
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 馬油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 馬全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

高精製馬油と馬油クリームの中間油。
ヨーグルトみたいな形状で暖かくなると半液状・寒くなるとクリーム状になります。

ぼたん油(イノシシ)について

ぼたん油チラシ

シカ脂について

シカ脂原料の種類

精製シカ脂
製品名 精製シカ脂
原料産地 国産
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 シカ脂
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 鹿全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

非常に融点が35℃と他の油脂に比べると高めです。
主に使用配合は、シャンプー・石鹸・美容液クリームに少量配合するだけで保湿力が高く人の体温で溶けてなじみがいい商品になります。

高精製シカ脂
製品名 高精製シカ脂
原料産地 国産
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 シカ脂
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 鹿全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 15kg

精製シカ脂からウインタリング製法で融点が低い液体だけを抽出いたしました。
用途は髪の保湿ケア・液状なので他の油なじみがいいのが特徴です。

エミュー油について

エミュー油原料の種類

精製エミュー油
製品名 精製エミュー油
原料産地 オーストラリア産
使用用途 化粧品原料
化粧品表示名称 エミュー油
製造国 日本(佐賀県)
原料使用部位 エミュー全体の脂肪
保管方法 冷蔵又は冷凍
容量 1L・400ML

1羽から8kgしか油がとれず貴重かつ高級油です。
融点は28℃で冬になるとクリームになり、夏になると半液状になります。